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ルートドライバー密着レポート

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配送ドライバーとしての業務とは?1日のスケジュールは?出勤・点呼からアルコールチェック・業務終了まで、完全密着しました。配送ドライバーの仕事が気になる人は、ぜひ参考にしてください。

ルート配送ドライバー2年目・
K.Oさんの1日

K.Oさんの画像

K.Oさんはルートドライバー歴2年。配送ドライバーになるまでは営業系の職業に就いていたそうですが、人間関係の軋轢などでストレスがたまり退職し、NTSグループ・キョウエイに入社。当初は内勤スタッフとして、商品の仕分け業務を担当していました。

仕分け業務を7年間担当した後、配送ドライバーへと転身。運転免許は一応持っていたものの、2tトラックを何回か運転したことある程度だったというK.Oさん。実は運転に自信がありませんでしたが、NTSグループはドライバー未経験者に対する社内研修に力を入れており、また先輩ドライバーさんからのフォローやサポートもしっかりしていることから、見事キャリアチェンジを果たし、今や配送リーダーになるまで成長しました。

今回は、そんなK.Oさんの仕事ぶりを見ていきましょう。一日は午前4時、営業所への出勤から始まります。

4:00~営業所への出勤から、
一日の業務がスタート~

K.Oさんの画像

K.Oさんが現在担当している勤務シフトは、早朝の4:00から。シフトは本人の希望やこれまでの経験などを考慮して決められているそうです。

営業所に出勤すると、その時間のシフトを担当する他のドライバーさん達とともに、点呼を行うことが慣例。その際、ドライバーさん達同士が元気よく挨拶し合っているのが印象的でした。お互い気持ちよく仕事ができるように、気持ちを込めているのでしょう。これがドライバー同士の絆や連帯感なのですね。

点呼の後は、専用チェッカーを使ったアルコール検査を実施します。続いては駐車場に移動して、1日運転するトラック車両の始業前点検。ヘッドライトやウインカーがキチンと点灯するか、タイヤの空気圧は正常値か、バッテリーの電圧や容量は問題ないかなどをチェックします。加えてK.Oさんの担当は、高級食材なども扱う大手食品スーパーへのチルド食品の配送がメイン。そのため、荷室の保冷システムがキチンと作動するかどうかも、念入りに点検します。

これらが完了したら、配送する荷物の積み込みのために、配送センターへと出発します。

6:30~配送先の大手スーパーに到着~

他社のトラックがいる場合は、荷受ゲートの前で順番待ちになります。この日はたまたまタイミングよく、他社のトラックがいなかったので、直ちに荷下ろしを開始。カゴ車のため、それほど大きな腕力を必要としないで行えます。それこそ、男性ならほぼ問題なく、女性でもよほど華奢な人でない限り行える仕事ですとOさん談。

荷物を降ろしたら、空になったカゴ車を回収し、スーパーの担当者さんと伝票のやり取り。ここでかけてもらう「ご苦労さまです」のひと言が、まさにルート配送ドライバーにとって、大きな喜びなのだそうです。一連の作業はおよそ40分から1時間程度。完了したら、配送センターへと帰社します。

8:00~配送センターに帰社、
次の便の荷物の準備~

配送センターに戻ったら、回収してきた空のカゴ車を降ろした後、再び第一便と同様の手順で次の便の荷物の積み込みを行い、別の配送先へと出発します。Oさんの場合は、これを3回から4回程度繰り返すというパターンになっているのだそうです。

昼食は便と便の合間などにとるほか、割り当ての便数が少ない時には、途中で休憩をとれることもあります。ただし、思わぬ渋滞などで配送の時間に大きく遅れるということがないよう、時間に余裕がある時でも、早め早めに行動するというのを心がけているそうです。そうすることで、時間に追われることなく、丁寧に仕事に向き合える余裕が生まれるとのことです。

17:00~この日の受け持ち分を終了、
配送センターに帰社~

K.Oさんの画像

この日は通常よりも受け持ちが多く、17:00にすべての業務が終了。回収してきた空のカゴ車を整理し、翌日の配送予定を確認します。そして帰社点呼と、出社時と同様にアルコールチェックを受けて、この日の業務が完了。この時ドライバー仲間や配車担当者の皆さんと、その日の出来事を報告し合い、ねぎらい合うというのもNTSグループの慣例なのだそうです。

ひと時の歓談を終えると、Oさんは帰路へ。この日はまっすぐ帰宅し、好きなゲームの続きを楽しむ予定とのことでした。

ルート配送ドライバーの仕事や
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配送ドライバーの仕事とは?

長距離ドライバーと違い、地場配送を中心に行うことが多いルート配送ドライバー。いわゆるセールスドライバーとして、お客様と接する機会が多いことが、やりがいでもあります。使用するトラックは2t~5tが主であり、K.Oさんのようにしっかりと研修を積むことができれば、たとえ未経験であっても慣れるのにそれほど時間はかからないでしょう。また、業務によっては、あらかじめ商品が積み込まれた台車を配送し、回収して帰ってくるルーティンになるので、体力のない女性でも十分に対応できる内容となります。

一方で、配送ドライバーならではの「きつさ」と言えば、時間に追われる可能性があること。配送業務は、店着時間が決まっている仕事が多いですが、たとえベテランドライバーであっても、予期せぬ渋滞や交通トラブルに巻き込まれてしまう可能性はあります。心に余裕を持って仕事を進めるためには、K.Oさんのように、なるべくトラブル発生リスクが少ない距離まで走っておく、という計画性も大事になります。

最後に、配送ドライバーにとって以外と重要なポイントだったのは、他の配送ドライバーや配車担当など、仲間とのコミュニケーションです。ひとたび道路に出たら、ひとり時間というプレッシャーとの闘いになるドライバーにとって、社内でのコミュニケーションでストレスが溜まらない、ということはかなり重要。さらに、業務フォローを積極的に行うなど、ドライバー同士協力的な雰囲気ができている会社であれば、柔軟なシフトや業務調整も可能になるのです。配送ドライバーとして仕事をしたい、という方はぜひ参考にして欲しいと思います。

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東京23区を取り囲むように配置した物流拠点(相模・府中・東久留米・所沢・戸田・浦安・船橋)による、独自の物流ネットワーク「東京包囲網」を有するNTSグループの一員。労働環境の改善に取り組み、ドライバーにとって働きやすい会社を目指している運送会社です。「家族主義」をモットーに、ドライバーひとりひとりの悩みや要望と向き合い、シフト調整や指導対応を組織全体で行っているのが特徴です。

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