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女性にとって、ルート配送ドライバーの仕事はどうなのか?プライベートとの両立は可能かなど、調査してまとめました。
ひと昔前に比べると、女性トラックドライバーは増えているように感じますが、現実としては、まだまだ少ないというのが実情です。例えば2013年度に行われた調査によると、トラックドライバー全体のうち、女性の割合はわずか2.4%に留まっています(※)。
その一方で、トラック業界というのは人手不足に悩まされているのが悩みです。男性メインの業界と思われがちですが、実はトラックドライバーに興味がある、働いて見たいという女性は積極的に受け入れたいと願っているのです。そこで、国では「トラガール推進プロジェクト」というものを立ち上げ、女性ドライバーを増やす努力を行なっています。もちろんトラック業界でも、そうした動きを歓迎し、また女性が働き易いような体制づくりに注力しています。
参照元:国土交通省|トラガール推進プロジェクト https://www.mlit.go.jp/jidosha/tragirl/about.html
やはり男性と比べ体力、とりわけ腕力が低い方が多いため、荷物の積み降ろしができるか不安という方や、興味はあるものの自分には無理と初めから諦めてしまう方も多いようです。しかし、近年ではトラックに電動リフトが装備されていたり、あらかじめ商品が積み込まれたカゴ車を使った配送など、比較的体力の心配がいらない業務も選ぶことができます。コツさえつかめば女性でも十分行える仕事であり、実際にルート配送ドライバーとして働く女性も、徐々に増えてきています。
配送ドライバーの場合、前職は実に様々で、別会社でトラックドライバーをしていたベテランもいれば、まったく違う業種から転職してきた者、あるいは子供の頃からトラックドライバーに憧れていて、思い切って転職してきたという者もいます。育児などの都合があるという場合でも、勤務シフトや休みを柔軟に調整してくれる会社もありますので、初めから諦めず検討してみてください。
女性がルート配送ドライバーに向いている1番の理由は、身体的負担がかかりにくいという点です。ルート配送の仕事は、たくさんの納品先を回る必要がある反面、各拠点で運ぶ荷物は軽くて小さいことがほとんど。そのため、男性と比べて力の弱い女性でも働きやすく、女性ならではの丁寧さなども重宝されます。
また、運送業者によっては重たくて大きい荷物を扱うこともありますが、男性ドライバーに担当させるなどの対策を行っているケースも多いようです。女性でも重たい荷物を難なく運べる人もおり、この場合はより活躍できる機会が増えます。
ルート配送ドライバーの仕事は、早い場合で朝5時頃から、遅い場合でも8時30分までにはスタートします。早い時間から就業開始するのは、配送中の通勤渋滞を回避するためです。また、就業時間は早くて15時頃、遅くても18時頃となっています。そのため、生活リズムが整いやすく、保育園に子どもを預けている女性でも無理なく続けることが可能です。
また、遅い時間だと納品先が閉まっていることから、繁忙期以外はほとんど残業がありません。習い事や家族団らんなど、プライベートな時間が十分に楽しめる点も、ルート配送ドライバーを希望する女性から人気があります。
配送業によっては、納品先でクレーンを運転する「玉掛け免許」や危険物を扱う「危険物取扱免許」が必要となる場合があります。その反面、ルート配送会社は、普通免許と健康的な肉体さえあれば誰でも活躍できるのがメリットです。トラックの運転自体は数日で慣れるので、女性でもスムーズに働けるでしょう。
また、運送業界は深刻な人手不足に見舞われていることから、より多くの従業員を確保できるよう待遇が改善されつつあります。未経験者の募集も積極的に行っており、手厚い新人指導を行っているのも魅力です。これからルート配送ドライバーとして活躍したいと思っている人でも安心できます。
ルート配送ドライバーは「男性の仕事」というイメージが強く、実際に男女の比率は圧倒的に男性のほうが多いです。女性の配送ドライバーの数も増加傾向ではあるものの、まだまだ少数派のため、時には珍しがられることもあります。
数少ない女性ドライバーは配送先の担当者に顔や名前を覚えてもらいやすい反面、周りの人から「女性なのに、なんで配送ドライバー?」と悪意なく不思議がられる、ほかの社員から「重たいから持てないでしょう」と必要以上に気遣われたり、ちょっと嫌な気持ちになることも。また、配達先や会社から「本当にちゃんと働けるのか」と言われるなど、嫌な経験をすることもあるかもしれません。
ルート配送ドライバーとして働く女性の悩みのひとつに、トイレや更衣室の少なさがあります。ドライバーはもともと男性メインの仕事だったので、今もなお男女兼用のトイレや時間差で女性が更衣室を使用するなどのシステムを取り入れている会社も…。
一方で、女性ドライバーの数を増やすためにトイレや更衣室の整備を進める会社も増えつつあります。そのため、これから配送ドライバーとして活躍したいと考えている人は、女性専用トイレや更衣室を完備しているなど、女性の働きやすい環境を整えている会社を選ぶのがおすすめです。
ルート配送ドライバーに適している女性は、何といっても車の運転が好きで、1人で仕事をすることを苦痛に感じない人です。ドライバー業のメインは車の運転であり、移動中はずっと1人で過ごすことになります。そのため、人との交流に喜びを感じる人や接客業を好む人は、ドライバー業に向いていません。
また、ルーティンワークやきめ細かい気配りができる人も、配送ドライバーに向いているでしょう。特に女性は丁寧なふるまいや配慮ができる人が多いので重宝されやすいようです。
「配送ドライバーの仕事はキツいの?」と不安を感じている人は、実際に配送ドライバーとして活躍している女性のリアルな体験談をチェックするのがおすすめ。転職した理由ややりがいなども含めて、しっかりと確認しておきましょう。
小さな子どものいる状況でも無理なく自分の力で働ける運送会社を探していたM.Yさん。数々の不採用通知を受けたことで心が挫けそうになっていたところ、内勤の仕分け業務で経験を積みつつ配送ドライバーを目指せる会社と出会ったとのこと。それと同時に、「この会社はこれとは全く違う」と感動したとも答えています。
他の運送会社と一線を画す取り組みにはどのようなものがあったのでしょうか。
宅配ドライバーとダンサーといった2つの夢を同時に叶えたM.Yさんへのインタビュー。このような働き方を実現できたのは、先輩ドライバーの協力があったからだと語っています。シフト調整ができるフォロー体制や、困った時にはサポートし合える環境が整っていることにより、2つの夢を両立することに成功。仕事や子育てをしながら配送ドライバーとして働きたいと考えている人は必見です。
収入減をきっかけに、保険営業からトラックドライバーへ転職したN.Iさん。以前にもドライバー経験がありましたが、今回の会社は新人教育がしっかりとしていたうえ、やりたいことにチャレンジできる環境が整っていたこと、社員同士が声掛けやフォローをしながら働いている姿に感動。やはり、ドライバーの仕事を長く続けるためには、周りのフォローや明るい社風も重要なようです。
昔から車の運転が好きで、飲食店のデリバリーから運送業界に転職したK・Sさん。ドライバーとしては珍しい女性であり腰痛も持っていたことから転職に不安がありましたが、面接時に相談したところ、身体に無理のないコースを提案してもらえたとのこと。配送時には何よりも安全運転を心掛けており、集中して運転することでプライベートとのオン・オフのメリハリがつくと語っています。
取材協力
NTSグループ・株式会社キョウエイ
「家族主義」をモットーとしており、ドライバーひとり一人の悩みや希望に対応するという方針を実践。例えば他業種からの転職者には、安全運転指導員によるトラックの同乗指導からはじまり、荷物の積み降ろしかなどの研修をしっかりと行います。
また、「希望休」「希望時間」制度があり、勤務時間のシフト調整に柔軟に対応。例えばお子さんの学校行事がある、育児や介護などの都合があるといった場合にも、可能な限り希望に沿うよう調整。配車担当からドライバーに至るまで、一丸となってフォローを行います。