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トラック運転手になると、会社によって差はあるものの、運転手の責任で日常点検を行うこととなります。なぜ自分で点検を行う必要があるのか、どういって点に注意して点検するべきなのかということについて解説していきます。
まず、なぜトラック運転手が日常点検をするべきなのか、ということについて解説していきます。
当然のことではありますが、トラックは通常の乗用車に比べて重量があります。そのため、ひとたび事故が発生すると被害の度合いは大きくなります。それにより大けがや、最悪の場合亡くなる可能性があるばかりか、衝突相手に対しての謝罪や賠償(保険でカバーできるケースも多いですが)になると、大きく人生が変わってしまう可能性を含んでいます。
大げさに感じるかもしれませんが、大事なことなので必ず忘れないようにしましょう。
運転手が自分で日常点検するもう一つの大事な理由は、「運転する人でないとわからない領域があるから」です。
例えば、運転手でないとわからないものの代表例として、「ブレーキペダルの遊び」が挙げられます。トラック運転手は「事故を起こさない」だけでなく「積み荷を崩さない」ということも求められるので、ブレーキの状態を正確に把握するのは必須事項です。
この点において乗用車とは根本的に扱いが違いますので、自分が一番運転しやすい状態を保つようにしましょう。
道路運送車両法で定められている項目を列記します。会社によってどこまで行うかは異なっている可能性もありますが、本来行うべき項目は把握しておいた方が今後のキャリアを積む意味でも役に立つので覚えておいた方が良いでしょう。
ここに紹介したチェックポイントはどれも必須事項ではあるのですが、未経験からトラック運転手になるときに最優先で覚えておくべき項目があります。何かというと、「専門知識がなくても見れば異常が分かり、簡単に対処できる」項目です。
タイヤの溝やウォッシャー液の量、ワイパーの状態、ランプの点灯状態などはトラック運転手でなくても誰でも分かり、交換や充填などで比較的容易に解決する項目です。裏を返せば「誰でもわかる点検すらしていない」と受け取られてしまいます。
また、これらの項目は事故の直接的な原因を誘発する項目でもありますので、信用問題としても、自分の命を守る手段としても、最優先で点検する習慣を身に付けましょう。
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東京23区を取り囲むように配置した物流拠点(相模・府中・東久留米・所沢・戸田・浦安・船橋)による、独自の物流ネットワーク「東京包囲網」を有するNTSグループの一員。労働環境の改善に取り組み、ドライバーにとって働きやすい会社を目指している運送会社です。「家族主義」をモットーに、ドライバーひとりひとりの悩みや要望と向き合い、シフト調整や指導対応を組織全体で行っているのが特徴です。