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稼げる配送ドライバーとは?

ルート配送ドライバーの給料について解説しています。

トラックドライバーの給料や年収とは?

トラックドライバーの平均年収は420万円前後とされています(2018年11月調査時点)。あくまで平均ですので、実際には仕事内容、例えば長距離ドライバーかルート配送ドライバーの場合でも変わってきますし、配送する荷物の種類によっても変わってきます。またルート配送ドライバーに限った場合でも、受け持つエリアや件数、2トントラックか4トントラックかによっても変わってきます。

参照元:ジョブコンプラスD(https://job-con.jp/special/driver/guide/info04)

男女別にみるトラックドライバーの平均年収

トラックドライバーの平均年収は性別によって差があり、男性ドライバーのほうが50万~100万円ほど平均年収が高い傾向にあります。具体的には男性ドライバーの平均年収が400万~450万円程度なのに対し、女性ドライバーの平均年収は350万~370万円程度。男女間で年収に差がある理由としては、男性のほうが管理職に就いている比率が高いことがあげられます。

年代別にみるトラックドライバーの平均年収

トラックドライバーの平均年収は男女間では大きな差があるものの、年代別だとそれほど差はありません。たとえば20代のトラックドライバーの平均年収は400万円前後、30代後半~50代後半までだと450万~500万円程度、60代以降は350万~450万円程度となっています。年代によって大きな差がないことから、年齢や勤続年数が評価につながりにくい業種と言えるでしょう。

【年収比較】トラックドライバーとバス・タクシーの運転手

同じドライバー職のバスやタクシー運転手の平均年収と比較した場合、バス運転手とはどちらも平均年収が450万円前後とほとんど違いはありません。タクシー運転手の場合は平均年収が330万円程度、と他のドライバー職と比べて低い傾向にあります。

ただし、トラックドライバーは平均労働時間が最も長く、バス運転手は人の命を運ぶ責任感とリスク、タクシー運転手は接客スキルが求められる、など同じドライバー職でも仕事環境や必要なスキルはさまざま。そのため、年収の高さだけに注目せず、仕事内容も考慮して選ぶことが大切です。

高収入を得ることを優先したいという場合は、どうすればよい?

傾向としては、単価の高い荷物を運送する長距離ドライバーに関して、年収が高い傾向にあるというデータがあります。それこそ年収1,000万円を超えたというような事例もあるそうです。ただしこうしたケースはごく希で、しかも働き方も、それこそ不眠不休に近い状態で働いてやっと実現できるというのが現状です。また常にそれだけの仕事を得られるのかという保証はなく、安定性という面では厳しいのではないでしょうか。

また、トラックドライバーは基本的に「走った分だけ稼げる」仕事なので、労働時間を増やせば単純に収入は上がります。実際に、稼ぐために、あえて「ブラック」と言われるほど忙しい環境に身を置くドライバーもいます。

求人広告などで見かける「独立開業ドライバー」は稼げる?

運営会社が個人営業のドライバーさんと契約を結び、個人事業主に対して荷物の配送を委託するという方式です。それこそ月収50万円といった数字が大きく強調されていたりしますね。もちろん嘘ではないかもしれませんが、その裏には、ある種のからくりが潜んでいることに注意が必要です。

個人事業主として運送業を行う場合、車両はもちろん、燃料代や整備費用などはすべて自分持ちとなります。毎月の健康保険や年金なども自分で支払う必要があり、もちろん有給休暇などもなく休んだ分は減収となります。そうした面を差し引いてもなお、見合うだけの高収入をえられるかどうか、慎重に判断すべきです。

ルート配送ドライバーの収入

ルート配送ドライバーの収入は、とび抜けて高いとは言えませんが、仕事は常にある状態なので、一定の収入を長期間得られる場合が多いというのが大きなメリットだと言ってよいでしょう。例えば「拘束時間が長くなってもよいので、その分、給料を高くして欲しい」という場合には、受け持つ量を増やすなどして、残業代が増えるようにすることも可能です。逆に、ワークライフバランスを重視したいという場合は、希望時間や希望休に対応して業務シフトを組んでくれる事業所を探しましょう。

ルート配送ドライバーの年収

ルート配送ドライバーの正社員の平均年収は385万円です。月給換算だと32万円、初任給は20万円程度が相場。アルバイト・パートの平均時給は993円、派遣社員だと1,198円です。

地域別で見てみると最も平均年収が高いエリアは関東で、特に千葉県が431万円と高い水準にあるのが特徴。続いて埼玉県と神奈川県が416万円、東京が390万円になります。

一方で、最も低い給与水準は沖縄県の277万円。最高水準の千葉県と比較すると、平均年収の差は154万円にものぼります。

ルート配送ドライバーで高収入を目指す方法

中型免許の資格をとる

好条件の求人に応募するのであれば、中型免許の資格を持っていると採用の面で有利になります。なぜなら配送会社のなかには4トンクラスのトラックでの配送業務を行なっているところもあり、運転に必要な中型免許を持っている人は重宝されるためです。

会社によっては取得費用の補助をはじめとした支援制度を設けているところもあるので、お得に高収入ドライバーへの1歩を踏み出せます。

配送ドライバーに役立つ資格を取得する

配送ドライバーとして普通免許、中型免許のほかに持っておくと役立つ資格には、けん引免許をはじめ、小型・大型特殊自動車免許、クレーン運転士、フォークリフト、運行管理者などがあげられます。

すべての資格を取得する必要はないものの、ドライバーとしての仕事の幅を広げて重宝される人材になりたいのであれば、いくつか取得しておくのがおすすめです。

「固定給+歩合制」の会社に就職する

高収入を目指せる会社に就職するなら、求人の給与条件で注目したいのが「固定給+歩合制」かどうか。固定給であれば一定の賃金が保証されているので安定性を望め、さらに歩合制なら自分の頑張り次第で高収入を目指せるのがポイントです。

ただし、「みなし残業」を導入している会社には要注意。みなし残業は固定給に残業代が上乗せされる給与制度ですが、会社によっては長時間労働が恒常的になっていたり、みなし残業の超過分が支払われなかったりといったトラブルが起こる可能性があります。

みなし残業制度を導入している会社であれば、平均的な残業時間や超過分の支払いについてきちんと確認しておきましょう。

正社員になる

ルート配送ドライバーはアルバイトという働き方もありますが、正社員であれば配送会社によって年に1~2回の賞与をもらえるので、高収入を目指すなら正社員になるのが良いでしょう。アルバイトは休日を柔軟に取りやすいというメリットはあるものの、給料が低めに設定されているため、収入面を重視したい人にはおすすめできません。

配送ドライバーへのリアルインタビュー

未経験からの転職でも配送リーダーになれる

梱包資材を扱う会社を退職後、気ままなアルバイト生活を送っていたKさん。母親が病気で倒れたのを機に、安定した職に就こうと知人が働いていた運送会社に転職しました。未経験での転職でしたが、会社の充実したサポートもあって現在は配送リーダーとして活躍。仕事内容に見合った収入やワークライフバランスのとれる働き方に、満足しているそうです。

配送ドライバーへの転職で安定した収入が叶った

20代の頃に、フリーランスの配送ドライバーをしていた経歴を持つNさん。その後、飲食店の店長を経て整体師として働いていましたが、収入の不安定さがネックとなり、より安定した収入を見込める仕事への転職を模索するように。Nさんが選んだのは、若い頃の配送ドライバーの経験を生かせる運送会社への転職でした。正社員としての待遇を得られ、転職の動機だった安定した収入も希望に近いカタチで実現しています。

取材協力

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NTSグループ・株式会社キョウエイ

「家族主義」をモットーとしており、ドライバーひとり一人の悩みや希望に対応するという方針を実践。例えば他業種からの転職者には、安全運転指導員によるトラックの同乗指導からはじまり、荷物の積み降ろしかなどの研修をしっかりと行います。
また、「希望休」「希望時間」制度があり、勤務時間のシフト調整に柔軟に対応。例えばお子さんの学校行事がある、育児や介護などの都合があるといった場合にも、可能な限り希望に沿うよう調整。配車担当からドライバーに至るまで、一丸となってフォローを行います。

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引用元HP:https://www.nts-group.co.jp/
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