sponsored by NTSグループ・株式会社キョウエイ
このサイトは 「NTSグループ・株式会社キョウエイ」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
配送ドライバーを7年間経験した後、現在は配車担当をされているH.Sさんへのインタビューをご紹介。配送ドライバーの仕事内容や「きつさ」「やりがい」などについて、語っていただきました。
H.Sさんプロフィール
39歳、入社10年。前職は別会社でドライバー。現在の会社にはアルバイトとして入社し、その後正社員に。7年配送ドライバーを経験した後、現在は配車担当として活躍中。プライベートでは、既婚でもうすぐ2人目の子供が誕生予定。趣味は、大好きな「ももいろクローバーZ」のライブに行くこと。
私は元々、別の会社でトラックドライバーをしていました。その時代に、たまたま今の会社と仕事をする機会があり、そこのマネージャーさんと面識ができたのです。そうこうしている間に、元の勤め先が営業不振に陥ってしまいまして、所属していた営業所が閉鎖されるという事態になってしまいました。そんな時に声をかけてくださったのが、こちらのマネージャーさんだったというわけです。
最初はアルバイトとして入社しましたが、後に正社員となりました。配送ドライバーはおよそ7年間務め、その後、配車担当となって今に至ります。
配送ドライバーとして担当していたメインの業務は、大手ドラッグストアチェーンの店舗への配送でした。当時は1日あたり5回程度、ピストン輸送をするという内容でしたね。ただしそれほどきついとは感じませんでした。物流センターでは、あらかじめ配送する商品が、ちゃんと区分けされてカゴ車にセットされているので、自分で仕分けしたりという手間がなく、トラックへの積み込みも楽。配送先のドラッグストア店舗でも、カゴ車ごと引渡し、その前の配送で届けて空になったカゴ車を引き上げてくるといった内容です。
ただし、繁忙期には書籍の配送があり、これは手摘み・手降ろしだったので、きつかったですね。一方で嬉しかったことも、この業務経験で得ることができました。ある書店の担当者さんが、とても厳しい方で、約束の時間に1秒でも遅れたら怒るという方だったんです。それこそ、荷下ろし場で時計を睨みながら待っているというような状態で、最初の頃は挨拶もしてくれませんでした。私は少しでも認めてもらいたかったので、毎回、配送の度に「これからうかがいます」と予め電話を入れたり、こちらからは毎回挨拶をするというのを繰り返しました。
また、私が届けていた書籍類は、店舗のどの売り場の配置されるものかによって、A、B、Cという感じで区分けされていました。最初はその順番などは気にしていなかったのですが、書籍を届ける度に観察していると、私が配送した商品を、書店さんが改めて区分けしているという手間をかけていました。それならばと、お客様の手間がかからないように、こちらが並べて届けるということをしたら、大変喜んでくれました。私の仕事ぶりを認め、名前も呼んでくれるようになったのです。この経験が、配送ドライバーにおける私の成功体験であり、この仕事に誇りを持つきっかけになっています。
ドライバーとして顔や名前を覚えてもらい、仕事に感謝してもらえるということは、配送ドライバーとしてのやりがいではないかと思います。それこそ配送ドライバーという仕事は、基本的に一人で自己完結しなければならない仕事です。煩わしい人間関係に悩まされることはありませんが、逆に孤独さや人寂しさというのもあります。そんな中で、配送先の担当者さんとよい関係を築くことで、ある種精神的な安らぎを得ることにつながるのではないでしょうか。
今の会社(キョウエイ)の雰囲気をひと言で表すなら「風通しがいい」というのに尽きます。私自身、実際にこの仕事に就くまでは、トラックドライバーは一匹狼で、肩で風をきって歩くような強面の人が多いのだろうと思い込んでいました。でも、実際に入社して話したドライバーの方々は、まさに真逆の印象。気さくで話しやすく、困ったことがあれば、お互いに協力して助け合うといった雰囲気に満ちています。
こうした雰囲気によって、仕事がやりやすいことは配送ドライバー時代から感じてはいましたが、配車担当になってから、より一層実感するようになりました。キョウエイでは、ドライバー一人ひとりの「希望時間」「希望休」に応じてシフトを組むようにしていますが、例えばお子さんの学校行事や急用などで、シフトを変更したいという場合などでも、ドライバーが協力的に助け合ってくれるのです。配車担当としては、本当に有難いことです。
プライベートでは、もうすぐ2人目の子供が生まれます。トラック業界では現在、ドライバーの待遇や給与改善の動きが進んでいますので、そこに期待したいですね。それこそ給料のアップはもちろんですが、仕事の都合で、何かを犠牲にしなければならないというケースが、もっと少なくなればいいと願っています。私自身、大好きな「ももいろクローバーZ」のライブになかなか行けていませんので、今後はまずチケットを確保してしまうという作戦でいこうと考えています。
きつい仕事のなかで、配送ドライバーとして顧客の評価を得た経験が、成功体験として活かされているというH.Sさん。7年に渡り配送ドライバーとして取り組んだ後、今は配車担当としてシフトを管理・調整する立場となっています。配車担当になってさらに感じるのは、ドライバーへの感謝。空いたシフトがあれば積極的にヘルプに入るなど、フォロー精神を持って支えてくれるドライバーが多くいることが、「家族主義」を経営理念に持つこの会社ならではであり、働き続けられる理由だと実感しています。
sponsored by
NTSグループ・
株式会社キョウエイ
東京23区を取り囲むように配置した物流拠点(相模・府中・東久留米・所沢・戸田・浦安・船橋)による、独自の物流ネットワーク「東京包囲網」を有するNTSグループの一員。労働環境の改善に取り組み、ドライバーにとって働きやすい会社を目指している運送会社です。「家族主義」をモットーに、ドライバーひとりひとりの悩みや要望と向き合い、シフト調整や指導対応を組織全体で行っているのが特徴です。