きつい?きつくない?配送ドライバー業界密着レポート » トラック事業所の実情に迫る!ルート配送のお仕事調査 » ルート配送ドライバーの1日

ルート配送ドライバーの1日

このサイトは 「NTSグループ・株式会社キョウエイ」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

このページでは、ルート配送を行っている配送ドライバーがどのような1日を過ごしているのか、日々の流れや労働時間などを分かりやすく解説しています。

ルート配送ドライバーの仕事の流れ

ルート配送ドライバーの一般的な1日の仕事の流れをまとめました。会社・営業所・雇用形態などの働き方によって詳細は異なりますので、1つの例として参考にしてください。

出社・検査

配送ドライバーが拠点に出社して点呼や出勤確認が行われると、続いてアルコールチェックが実施されます。出社前に飲酒していなくとも、アルコールチェックに引っかかってしまうと当日の仕事が許可されないため、仕事の前夜に深酒をすることは避けましょう。

その他、体調を確認して、トラックの運転を含めたさまざまな業務に問題なく従事できるかどうかもチェックされます。

ルート配送作業

アルコールチェックが完了すれば、必要な荷物をトラックへ積み込んで、あらかじめ決められているルートに従って配送先へ運搬します。ルート配送では、配送する相手や場所、配送時間・到着時間が決まっているため、特別な変化も少ないことが一般的です。

ただし、当日の道路状況や交通事情は日によって変わるため、約束の時間に遅れないようイレギュラーに対して日頃から備えておくことが大切です。

休憩

配送ドライバーにとっては、ルート配送を行いながらタイミングを見つけて休憩することも重要な能力とされています。

繁忙期など、休憩せずに働き続けなければならない時もあるでしょうが、休憩しなければストレスが高まって集中力が低下するため、効率的かつ安全な業務の継続にも適切な休憩を取ることが必要です。

帰社・アルコールチェック

すべての作業を終えれば会社へ戻り、改めてアルコールチェックを受けます。これは休憩時間中や運転中に飲酒していないかどうかの確認として実施されるものであり、会社や世間から信頼される配送ドライバーとして断る理由はありませんよね。

翌日の準備・報告

最後にトラックを整理して翌日のための準備を行い、当日の作業報告をまとめて業務終了となります。

ルート配送では作業する時間があらかじめ固定されており、出社や退社の時間が毎日一定であることも特徴です。

ルート配送ドライバーの1日を円滑に送るポイント

十分な休憩が取れない場合は上司と相談

繁忙期やルートの都合上、適切な休憩を取ることが難しい場合、上司へ相談して配送ルートの見直しや作業スケジュールの見直しをすることも欠かせません。

なお、休憩時間中は自分なりにリラックスできる方法を考えて、駐車可能な場所にトラックを止めて休むこともできますが、あくまでも業務時間中であることを忘れないように注意してください。

トイレは配送前に済ませておく

尿意や便意は集中力を乱す原因になりますが、トラックを運転中にいつでもトイレを見つけられるとは限りません。

ルート配送ドライバーの1日を安定して送るうえで、トイレのタイミングは重要な問題であり、基本的には運送会社や配送拠点を出る前に済ませておくことが必要です。

また、休憩中に飲むドリンクについても、利尿作用の強いコーヒーを避けるなど工夫するようにしましょう。

もちろん、生理現象である尿意や便意を完全にコントロールすることは難しいため、ルート上でトイレを借りられそうな場所をあらかじめピックアップしておくこともポイントです。

緊急時に備えた対策も

どうしてもトイレを見つけられず、尿意や便意を我慢できない緊急時に備えて、簡易トイレなどのアイテムを社内に備えておくことも工夫の1つです。

なお、体調が悪くて薬を服用する場合、運転に影響しないものを選択しなければなりません。

取材協力

NTSグループの公式サイトキャプチャ画像

NTSグループ・株式会社キョウエイ

「家族主義」をモットーとしており、ドライバーひとり一人の悩みや希望に対応するという方針を実践。例えば他業種からの転職者には、安全運転指導員によるトラックの同乗指導からはじまり、荷物の積み降ろしかなどの研修をしっかりと行います。
また、「希望休」「希望時間」制度があり、勤務時間のシフト調整に柔軟に対応。例えばお子さんの学校行事がある、育児や介護などの都合があるといった場合にも、可能な限り希望に沿うよう調整。配車担当からドライバーに至るまで、一丸となってフォローを行います。

NTSグループの公式サイトキャプチャ画像
引用元HP:https://www.nts-group.co.jp/
公式サイトで詳しく見る