こちらでは、一般的なトラック運転手の求人選びのポイントや注意点を紹介しています。
まずは、どんなトラックを使っていて、どんな種類の荷物を、どのような配送先に届ける仕事なのかは最低限チェックしておくべきです。また、当然のことながら、ご自分の所有している免許はどのクラスのトラックを運転できるのかを把握しておき、求人内容と合致しているかも要チェックです。とりわけ、トラックのトン数は、最大積載量なのか、車両総重量なのかを間違い易いので注意が必要です。
実に嘆かわしいことですが、トラック業界というのは、いわゆるブラック企業やそれに近い労働条件を強いる輩もまだまだ存在しています。例えば給与は固定給なのか歩合なのか、残業代は支払われるのか、みなし残業方式となっていないかなどをしっかりチェックしてください。また、高速代や燃料代をドライバー負担とするようなところもありますので、要注意です。逆に、固定給をベースとしていて、その上で歩合や残業代が上乗せされるという方式であれば、信用度は高いと言えるでしょう。
通勤時間や通勤方法、通勤費用の支給なども確認しておきましょう。トラック配送の拠点は比較的敷地が広い場合が多く、自家用車やオートバイなどで通勤可としているところも多いですが、その場合の交通費支給はどうなるのかも確認しておきましょう。
実際に営業所や配送センターに出向いてみて、出入りするトラックや駐車場を観察してみるのがお勧めです。例えばキレイに洗車の行き届いた車両がキチンと並んで停まっているのであれば、優良な企業の可能性は大です。逆に、極端に古いトラックが多い、洗車もされていない、停め方がだらしないという場合は、要注意です。
弊社では基本的に年齢や経験などは不問としており、コミュニケーションがちゃんと取れる方であれば門戸を開いております。免許も4トントラックが運転できる準中型以上を所有していれば望ましいですが、準中型免許を取得するための費用の半額を支給する助成制度も設けています。
取材協力
NTSグループ・
株式会社キョウエイ
東京23区を取り囲むように配置した物流拠点(相模・府中・東久留米・所沢・戸田・浦安・船橋)による、独自の物流ネットワーク「東京包囲網」を有するNTSグループの一員。労働環境の改善に取り組み、ドライバーにとって働きやすい会社を目指している運送会社です。「家族主義」をモットーに、ドライバーひとりひとりの悩みや要望と向き合い、シフト調整や指導対応を組織全体で行っているのが特徴です。