配送ドライバーはきついのか?
知られざる実態に迫る!

「人手不足」と言われる運送業界で注目を集めているのが、中距離間で決まったルートをまわる「配送ドライバー」の仕事。長距離ドライバーに比べて1回の拘束時間が短く、カゴ車による積み込みなど体力的な負担が少ない仕事もあることから、女性も含めて異業種からの転職者が多い傾向となっています。
では、果たして配送ドライバーは、本当にきつくないのでしょうか?全研本社JOB編集部では、実際に配送サービス事業を展開している会社の協力を得て、働いている配送ドライバーの声などから検証してみました。

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「人手不足」と言われる運送業界で注目を集めているのが、中距離間で決まったルートをまわる「配送ドライバー」の仕事。長距離ドライバーに比べて1回の拘束時間が短く、カゴ車による積み込みなど体力的な負担が少ない仕事もあることから、女性も含めて異業種からの転職者が多い傾向となっています。
では、果たして配送ドライバーは、本当にきつくないのでしょうか?全研本社JOB編集部では、実際に配送サービス事業を展開している会社の協力を得て、働いている配送ドライバーの声などから検証してみました。

配送ドライバーへのリアル
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配送ドライバーは
「きつい」のか?
3つのポイントで検証PICK UP

大型トラックに乗り、日本を縦断する。そんなシーンに象徴されるトラックドライバーという職業は、世間一般的には「労働時間(拘束時間)が長い」「希望通りの休みが取りづらい」「荷物の積み下ろしなどがキツイ」といったイメージがあります。では、主に中距離間で決まったルートを走る配送ドライバーはどうでしょうか?現状を調査しました。

  1. シフトのイメージ画像

    労働時間が
    長いか?

    より短時間シフトを選択可

    北海道から東京へ、九州から大阪へ、といった具合に長距離を走るトラックドライバーの場合は、労働時間も長時間にわたる場合があるよう。
    一方で、各配送センターが受け持つエリアのルート配送がメインとなるドライバーなら、より短い時間シフトを選ぶことも可能です。
    会社によってはシフト調整なども柔軟に行えるようになっており、例えば育児や介護などの事情があるといった場合でも、両立できるよう配慮されています。

  2. 希望休のイメージ画像

    休みを
    取りづらいか?

    希望休制度がある会社も

    消費者に商品を届けるという、運送の担い手であるトラックドライバー。責任がある仕事だからこそ、人手が足りない状況下でも、ドライバーが休めないという事態に陥ります。
    一方で、休みのシフト調整が柔軟に行えるよう、マネジメントや配車が徹底されている会社があるのも事実。
    会社を選べば、特定の曜日を固定で休みとするのはもちろん、お子さんの学校行事などの都合に合せて休みをずらすといったことも十分に可能です。

  3. 積み下ろしのイメージ画像

    積み下ろしが
    きついか?

    負担が少ない仕事を選べる

    女性のトラックドライバー希望者などが、一番心配なのはこの点でしょう。
    確かに、配送ドライバーの仕事には、重い荷物を手摘み・手降ろしするような仕事はありますが、あらかじめ商品が積み込まれたカゴ車(台車のようなもの)を運び、カラになったものを回収するといった、体力的に負荷の少ない仕事まで、実は多岐にわたります。
    一概に「キツイ」のではなく、キャパシティに応じた業務を担当させてくれる会社を選ぶことがポイントになります。

実際に働いている
配送ドライバーの
声は?

「労働時間が長い」「希望通りの休みが取りづらい」「荷物の積み下ろしなどがキツイ」といったポイントについて、取材協力を得た会社で、働いている配送ドライバーに聞いてみました。聞いた感触としては、人手不足と言われる運送業界の中で、「配送ドライバーだけがラク」という訳でもなさそう。実際には働く会社の体制や、シフトを埋める様々なスタッフの協力という背景があって、よりきつくない働き方ができる、ということのようです。

人物イメージ画像

「希望時間でシフトを組んでもらいました」(20代・男性)

8:30~18:00でパンの配送をやっています。希望通りの時間シフトで働かせてもらっているのは、ベテランドライバーさんが、その分走ってくださっているから。

この業界は大手以外、比較的人手不足なので、希望時間を聞いてもらえるかどうかは、会社によるのでは。マネージャーさんがスタッフを大事にしていて、配車担当や他のドライバーさんが協力してくれるといった、会社の体制ができていることが重要だと思います。

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「体力的な不安があり週3回のシフトにしています」(30代・女性)

20代からトラックに乗る仕事をしたいと思っていて、配送ドライバーになりました。ただ、前職で腰を痛めてしまって、今は多くて週3回程度のシフトを組んでもらっています。希望休を聞いてもらえるし、能力や経験をふまえて調整してくれるので嬉しいですね。

休日はショッピングにあてているほか、無理をしない程度に身体を動かすようにしていて、フィットネスやダンスレッスンに通ってます。

人物イメージ画像

「力に自信のない方でもできる業務がありますよ」(30代・男性)

積み下ろしがキツイかどうかは、業務によるので、一概には言えないと思います。例えば、私が担当している大手スーパーへの配送は、あらかじめ商品が詰まれたカゴ車ごと納品し、またカラ箱を配送センターに戻すのが基本的な仕事。カゴ車を押すのにそれほど力はいらない印象ですし、積み下ろしもリフトゲートを使うので、力に自信のない女性でも十分できますよ。

体力的に不安がある場合は、業務を調整してもらえるようあらかじめ相談しては?

物流サービス企業・キョウエイの取材協力を得て、配送ドライバーに「仕事できついところは?」「やりがいは?」「長く働き続けられる理由は?」といった気になるポイントを、ずばり伺ってみました。「配送ドライバーに興味はあるけど、ちゃんと働けるか何となく不安」という方も、仕事の理解を深められる内容になっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

ルートドライバー
密着レポート

密着レポートのイメージ画像

配送ドライバー業務の
知られざる1日に迫る!

配送トラックドライバーとして業務とは?1日のスケジュールは?株式会社キョウエイ取材協力のもと、出勤から業務終了まで完全密着。例えば出発前にはどのような点検を行うのか。荷物の検品や積み込みはどうするのか。配送先ではどのようなやり取りを行うのか。営業所に戻ったら、どのような作業や点検を行うのか。気になる業務内容を、より詳しく掘り下げて紹介します。

配送ドライバーが働き続けられる理由は?

技能や体力的なキャパシティに応じてシフトを調整できること

長距離ドライバーに比べて、異業種からの転職も多い配送ドライバー。だからこそ、実は技能や体力的なキャパシティに応じて、担当業務を調整できる体制がある会社を選ぶことが、長く働き続けられるポイントです。その点、今回取材協力してくれた「株式会社キョウエイ」は、業界の中でも珍しく「希望休」「希望時間」制度があるほか、配車担当が技能に応じてシフトを調整してくれる、安全運転指導員による手厚い同乗指導があるなど、徹底したフォローが特徴。技能や体力的な不安がある、時間に制約があるといった配送ドライバー志望の方には、理想的な会社のひとつとして参考になるでしょう。

ntsグループの採用サイトキャプチャ画像
引用元HP:https://www.nts-group.co.jp/new_recruit/

取材協力

NTSグループ・株式会社キョウエイ

グループ全体で、東京23区を取り囲むように8ヶ所の物流拠点を有し、物流サービスをトータルで提供しています。「家族主義」を経営理念に、社員一人ひとりの悩みや不安にとことん向き合ったフォローが特徴。「希望休」「希望時間」に応じてシフトを調整する制度があるほか、運転に不安があるまま、一人で業務を担当することがないように研修が仕組み化されています。全日本交通安全協会による「優良事業」認定受賞。

働く先輩たちを
公式サイトでもっと見る

トラック事業所の
実情に迫る!
ルート配送の
お仕事調査

ルート配送のトラックドライバーに関して、転職・就職希望の方々からよく寄せられる質問や疑問を調査してまとめました。実際にシフトがどう組まれているのか、残業はどうなのか、働いている人の評判は?などにお答えしています。

仕事は大変ですか?

会社によって事情が異なる
人間関係も意外に重要

長時間労働や、荷物の積み込みなど、トラックドライバーは「きつい」というイメージがありますが、ルート配送であれば、労働時間の目安もつきやすく、シフトの融通を利かせやすい場合があります。意外に重要なポイントが人間関係。配送ドライバー同士がフォローし合える環境がある職場は、ストレスも少ないと言えます。

シフトはどうやって
決まるのですか?

配送時間や休みのシフトは
配送先の営業形態で変わる

多くの場合、3交代制としているケースが多いようです。営業時間が決まっているスーパーマーケットや量販店などの場合、開店前や営業時間中のどこかのタイミングに合せて配送するというのが一般的。
一方、24時間営業のコンビニエンスストアがメインという場合には、深夜などにも配送するということになります。

残業はどれくらい?

基本は1日8時間だが
繁忙期には残業が増えることも

配送業界では、いわゆる繁忙期という仕事が忙しくなる時期や、休んだドライバーのシフトを埋める事態が発生するケースもあり、残業をお願いする場合もあります。

しかし、基本的には1日8時間の労働を基準としています。また一定以上の残業をしてもらう場合、残業代の金額を増やすという制度がある会社もあります。

働いている
人たちの評判は?

「長時間労働」「休めない」
でも実際の評判は...

「体力的にキツイ」というイメージがある「荷物の積み下ろし」については、実際にはカゴ車を使うことで、女性でも十分に働ける現場もあります。また、労働時間や休みに関しては、「希望休」「希望時間」などの制度があり、シフトを調整してもらえる会社もあるよう。一方で、ドライバーにタイトなシフトを課す会社もあります。

女性でも働けますか?

労働環境は改善されているが
女性の割合はまだまだ少ない

2013年度に行われた調査によると、トラックドライバー全体のうち、女性の割合はわずか2.4%。こうした状況を改善するため、国ではトラガール推進プロジェクトを立ち上げ、女性ドライバーを増やす努力を行なっています。実際、体力に不安があったり、時間に制約がある女性でも行える業務はありますので、ぜひ門を叩いてみてください。

【未経験者向け】
トラック運転手に
なる前に
知っておきたいこと

トラック業界に限ったことではありませんが、それまで別の業種や業界で働いていた方が転職する場合には、あらかじめ知っておきたい情報や知識というものがあります。ここでは「適正について」「給与形態について」「トラックの仕事と種類について」「会社選びの注意点」など、トラックドライバーになる前に、前提として押さえておきたい知識をまとめました、

必要な資格・免許や
スキル

普通自動車免許を取得した時期で
運転できるトラックが変わる

普通自動車免許をいつ取ったかによって、運転できるトラックの大きさが変わってきます。2007年6月以前なら「8トン限定中型免許」の資格があり4トン車が運転可能。2007年6月以降から2017年3月までなら2トン車が運転できます。2017年3月以降の方は、「準中型自動車免許」の取得を目指していただくのが賢明です。

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就職・転職事情

トラックドライバーは売手市場
女性ドライバーも多数活躍

運送業界は人手不足なのが現状のため、常に求人数は多く、他の業種に比べ、転職・就職がしやすいという状態が続いています。またトラック業界全体で若手社員の育成費用として助成金が受けられるようにしていたり、女性トラックドライバーを増やす「トラガール促進プロジェクト」という試みも実施されています。

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給与形態

走ればその分稼げる!
固定給+歩合が望ましい

トラックドライバーの平均年収の範囲はおよそ350~486万円。基本的には走ればその分、稼げる仕事なので、目先の給料を重視して、ガンガン働くドライバーもいます。一方、給与は平均で満足でき、その分、拘束時間が限られる、休みはちゃんと取れるということを重視する方は、希望休などがある会社を選びましょう。

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トラックの種類と
仕事の違い

どんなトラックを使って、
どんな荷物を運ぶのかをチェック

大きく分けて2トン、4トン、6.5トン以上の大型があります。このうち、長距離輸送をメインとする大型は、ルート配送にはあまり用いられません。逆に2トントラックは街中などでも小回りが効くため、都市部などでの配送に適しています。4トントラックもそれなりに小回りが効き、積載量も多いため、幅広く使われます。

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求人を選ぶ際の注意点

免許費用の補助制度がある会社も
通勤時間も意外に重要

まずはお持ちの免許で運転できるのはどの大きさのトラックなのかを確認してください。配送ドライバーの場合、2トン以上が運転できることが望ましいですが、免許費用の助成制度がある会社もあります。また給与や勤務時間、仕事内容、そして通勤にかかる時間とその手段もしっかり確認すべきです。

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取材協力

NTSグループの公式サイトキャプチャ画像
引用元HP:https://www.nts-group.co.jp/

NTSグループ・
株式会社キョウエイ

東京23区を取り囲むように配置した物流拠点(相模・府中・東久留米・所沢・戸田・浦安・船橋)による、独自の物流ネットワーク「東京包囲網」を有するNTSグループの一員。2t~5tトラックを主力に、大手コンビニ、ドラックストア、食品スーパーなどに物流サービスを提供。全日本交通安全協会による「優良事業」認定ほか、ドライバー教育の取り組みなどをランク付けする東京都環境局「東京都貨物輸送評価制度」で最高ランクの3つ星を獲得。

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