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現在はネット通販などを利用する人たちが劇的に増えています。自宅にいながらにしてものを買えるというのは、外出の手間が省けて非常に便利ですよね。そうした世の中の流れに合わせ、昨今では配送ドライバーの需要が非常に高くなってきています。
このページでは配送ドライバーという仕事に興味がある方に向けて、仕事内容をはじめ、未経験でも対応できるのかなどを解説。配送ドライバーに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
配送ドライバーに限らず、なってみたい職業が見つかった時に気になることのひとつが、「未経験でも採用してくれるのか?」だと思います。配送ドライバーはどうなのでしょうか?
配送ドライバーは未経験の方でもなれる職業です。
なってみたいと思っている方は、未経験であることをマイナス面だと捉え過ぎないように、ぜひチャレンジしてみましょう。
「新しい仕事を始めたいけれど、資格もスキルも持っていない…」と思っている人にこそ、配送ドライバーへの就職・転職がおすすめです。配送ドライバーに必要な資格は運転免許だけなので、今すぐにでも始めやすい職業と言えます。
仕事内容や使用する車によっては資格が必要な場合もありますが、一般的には運転ができれば問題ありません。トラックを運転したことが無い人を受け入れている会社も多いので、求人情報を確認してみると良いでしょう。
一般的に転職の場合、企業側は即戦力となる人材を欲しているため、学歴や職歴によって不採用にされた経験がある人もいるかもしれません。しかし、配送ドライバーの仕事内容は預かっている荷物を確実に拠点まで届けること。時間管理能力や最後までやり遂げる責任感などは必要なものの、それらを学歴や職歴といった形で求められるケースは比較的少ないでしょう。学歴・職歴不問の求人が多いので、誰でも不安を抱えることなく面接に臨めます。
配送ドライバーの仕事は、荷物の種類や運転する車、走行距離などによってさまざまです。そのため、自身の能力に合った仕事内容や希望する働き方を選びやすいでしょう。
具体的に、近距離~中距離の配送は、拘束時間が短いため仕事とプライベートを両立しやすいですが、給料は比較的低い傾向にあります。一方で、長距離移動が必要な仕事は、短距離~中距離ドライバーよりも拘束時間が長い反面、給料設定は高めなので「がっつり稼ぎたい!」という人におすすめです。
配送ドライバーは荷物を確実かつ安全に届けるということで、時間をしっかりと守り、丁寧に運転できるという人が向いていると言えます。運転が好きなのはプラス要素ですが、早く届ける以上に荷物をきちんと扱うことが大切なので、ガサツだなと感じている方はそのあたりの意識するようにしましょう。
また、運転だけでなく、荷物をちゃんと積み込むことも必要なスキルだと言えます。以前であれば地図に強い人、地元の地理に強い人が有利ということが挙げられましたが、現在はカーナビが発達しているので、道に不慣れな方でもカーナビを利用することで問題は解決できるでしょう。もちろん、道に詳しければそれに越したことはありません。
また、基本的には運転をしている時間が大半なので一人でも仕事はできるのですが、お届け先や荷受け先などで人と接する機会はあるため、最低限のコミュニケーション能力は求められるでしょう。
配送ドライバーは力仕事が多そうで、男性がメインの仕事と思っている方も多いかもしれません。しかし、現在はタクシーやバスの運転手に女性が増えているように、配送ドライバーとして活躍する女性が増えているという面もあります。
配送ドライバーは比較的時間の融通が利き、夜もそれほど遅くならない傾向があるので、家事などとの両立がしやすいという側面があるからです。荷物に関しても、それほど重くないものを扱うのであれば女性でも無理なく運べるでしょう。食材や衣料品など、運びやすいものを運ぶ会社を選べれば、働く上での不安は取り除けそうです。
配送ドライバーは、指定された場所に荷物を届けるドライバーのことです。通常の宅配業者のようにその都度別の場所に荷物を届ける仕事の他、毎回決まった場所に荷物を運ぶ「ルート配送ドライバー」という仕事もあります。契約している個人宅や施設などに食材を届けるといったニーズも増えてきていますが、こちらはルート配送ドライバーの仕事ということになります。
どちらの仕事も、基本的には限定されたエリアでの仕事となり、トラックドライバーのように地方を跨いだ長距離ドライブをすることは少ないでしょう。そのため、ワゴンタイプの軽自動車など、一般的に販売されているような車でも仕事を勤められることも可能。大型免許などは不要で、始めるだけであれば比較的敷居は低いと言えそうです。
配送ドライバーの仕事の流れとしては、契約している業者の集荷所で引き取り、それを注文通りに運ぶという形式です。個別配送であれば配送場所はまちまちになりますが、ルート配送ドライバーの場合、基本的に届ける場所は同じなので、ある程度仕事をルーティーン化できるでしょう。
配送ドライバーとして働く際、最初に行うのがアルコールチェックです。あたり前ですが、アルコールが残っていれば車の運転はできません。そのため、配送ドライバーの仕事をしているのであれば、仕事前夜の深酒は慎んだ方がいいでしょう。
その後、荷物の積み込みを行い、配送先の確認をして出発。ルート配送の場合は毎回同じ時間・場所というのが一般的ですが、取引先の都合などによって配送時間が変更になるケースも考えられるので、事前にきちんと日時と場所を把握しておくようにしましょう。また、出発前に積み忘れがないかを確認する癖をつけておくと、トラブル防止になります。
出発したら、時間を守って荷物を届けていきます。その際、休憩や食事などはスケジュールと照らしあわせながら自分の都合でとっていきます。この辺りの自由度は、サラリーマンなどとは違う点だと言えますね。
業務が終わった後は集荷所に戻ります。そこでアルコールチェックが行われることもありますが、これは「仕事中にお酒を飲む」という問題行動をチェックするためです。運転の仕事をしている以上、飲酒はもってのほかではあるのですが、きちんと襟を正して仕事をするようにしてください。
最後に、その日の仕事について担当者に報告し、その日の業務は終了となります。何か気がついたことやトラブルがあったときは、隠さずに報告するようにしましょう。
仕事を選ぶ際、やはり気になるのは収入です。労働対価に見合った対価を得られなければ、たとえ楽しい仕事だとしても長続きはしないでしょう。
配送ドライバーの収入は、一概にこのくらいとはいえません。特に個人で請け負っているような場合、仕事量に応じて収入は激変するからです。ただ、仕事自体は現在の社会情勢を考えみれば、ある程度安定してあるとは言えそうです。そして問題を起こさなければ、自分が希望すれば長く働けそうです。
なお、ルート配送ドライバーを例にあげると、正社員で年収350〜400万円、アルバイトだと時給1000円前後、派遣契約だと時給1200円前後というのが一般的なようです。
もちろんこれは一例であり、地域によって差があったり、働く会社によっては賞与や手当、歩合を手厚くしている会社もあるので、働く会社はしっかりと選んだ方がよさそう。また、中型免許や大型免許を持っていると収入アップにつながることもあるそうです。
配送の仕事をスムーズに進めるのは、顧客や取引先からの評価が高まるだけでなく、自身の拘束時間や労力を削減のメリットもあります。そのために、事前の段取りが効果的です。
たとえば、ルート配送ドライバーであれば事前にまわる場所をチェックしておき、効率の良いまわり方やルートを明確にしておくといいでしょう。もし可能であれば、事前に一度周辺地域を実際に走り、土地や道の様子などをチェックしておくのがいいですね。ナビを頼った結果、道が細くて進みにくいことはよくある話なので、そうしたロスを防ぐ意味でも重要です。道を覚えるのであれば、曲がるところの目印を覚えておくのがいいでしょう。それも、実際に走ることで見えてくるものです。
配送ドライバーは、日本の物流を支えるのに欠かせない職業です。コンビニやスーパーに並ぶ商品はもちろんエネルギー源である石油やガス、ネットショッピングで頼んだ商品などさまざまな物を運ぶため、社会を支えているという実感が湧くでしょう。
また、車の運転が好きな人にも、配送ドライバーの仕事はうってつけです。積載量が上がるほど求められる資格やスキルも増えますが、そのぶん給料も高くなるため、好きなことをしながら収入も得られるというメリットがあります。
さらに、配送業は1人の時間が多い職種なので、人間関係に悩まされる心配がありません。
配送ドライバーは、基本的に普通自動車免許さえあれば働ける職種です。とはいえ、運転する車によって運べる荷物の量や種類も異なるため、「中型・大型自動車第一種運転免許」を持っていると重宝されます。また、会社によっては「玉掛け技能講習修了証」や「危険物取扱者資格」などの資格が求められる場合があるため、あらかじめ求人内容を確認しておきましょう。
また、配送ドライバーの仕事は、決められた時間に拠点へ荷物を届けることです。そのため、安全かつ確実に荷物を届けられるだけの運転経験やスケジュール管理力、配送・宅配の業務経験も役立ちます。
配送ドライバーの仕事というと、「休みが取れない」「時間に追われる」などブラックな印象を抱いている人も多いでしょう。また、女性の場合は、「荷物の積み下ろしが大変そう…」と感じるかもしれません。
一方で、人間関係に悩まされることが無いといったメリットもあるため、配送ドライバーのきつさと働きやすさを把握しておきましょう。
一般的な企業は、労働基準法32条の定める基準を遵守する必要があります。しかし、配送ドライバーは仕事の性質上、労働基準法や36協定などが適用されません。そのため、「長時間労働できつそう…」と思うかもしれませんが、過重労働に対しては罰則を設けています。
また、ルート配送ドライバーの労働時間は、1日8時間を基準としているので安心です。
配送ドライバーの勤務時間は、会社によってさまざまです。一般的には、その会社がどんな顧客へサービスを行っているかによって勤務時間が決められます。シフトも勤務時間と同じように、配送先のスケジュールに合わせることがほとんどでしょう。会社によっては希望休制度を採用しており、従業員の都合に応じてシフト調整が可能です。
配送ドライバーの年齢層の割合は40代が39.6%と多く、次いで50代が30.0%、30代が17.6%、20代が3.4%となっています。近年では「配送ドライバーは中高年が非常に多い」と言われており、実際に40歳以上のドライバーは全体の約7割を占めているのです。一方で、20代・30代の割合は少ないものの、若者を歓迎している配送業者は多いでしょう。
せっかく配送ドライバーとして仕事を始めても、将来性がなければ長く続けることはできません。近年では、自動運転化技術やドローンなどにより、「ドライバーの需要が減るのではないか…?」と不安に思う人もいるかもしれません。これから配送ドライバーを目指す人は、あらかじめ将来性があるのかをチェックしておきましょう。
配送ドライバーを目指す人の中には、「AT限定免許しか持っていないけど、トラック運転手になれる?」と思う方もいるかもしれません。実際のところ、オートマやセミオートのトラックを保有している会社であれば、問題なく就職できるでしょう。ただし、普通自動車免許の場合は、運転できる車の種類が限られるため注意が必要です。
配送ドライバーとして採用されるためには、「うちの会社で働いてほしい!」と思われるような志望動機が必要です。「持っているスキルを活かせる仕事がしたい」などの前向きな理由を書けば、良い印象を与えられます。一方で、志望動機として書くと印象を悪くしてしまう内容も存在するため、あらかじめポイントを押さえておくと良いでしょう。
「配送ドライバーの仕事は大変なの?」と思っている人は、実際にドライバーとして働いている人の生の声をチェックすると良いでしょう。ここからは、未経験から配送ドライバーになった人へのインタビュー記事を紹介していきます。
梱包資材を扱う企業の営業担当者から配送ドライバーへ転職しました。最初は仕分け担当として働き始め、現在では配送リーダーとして活躍できるようになりました。ここまで頑張れたのは、会社の充実したサポート体制にあると感じています。また、自分の都合に合わせてシフトや仕事量を調整してくれるのも、長続きしている理由の1つです。
配送ドライバーの仕事は、縁の下の力持ちのような役割を担っていると感じています。自分の運ぶ荷物が多くの人の生活を支えていると思うと、使命感とともに充実感も得られるんです。未経験からこの業界へ飛び込みましたが、同乗研修を受けたことですぐに業務にも慣れました。また、走行時だけでなく乗降時の安全確認の重要性など、ドライバーに必要な心構えも学べました。
地方公務員から配送ドライバーに
なったT・Wさんにインタビュー
「自分の力で収入を得たい!」と思い、シングルマザーでも働ける会社へ入社しました。積み込み作業ではカゴ車を使用するため「きつい」と感じることもありますが、自分の力でやり切るよう心掛けています。「きつい」といえば、大雪の日の配送はとても大変でした。荷物自体は無事に届けられたものの、帰るまでに普段の何倍も時間がかかったのは忘れられない思い出です。
若い頃は職業と転々としていましたが、将来に不安を感じ、安定して稼げる配送ドライバーの仕事に就くことに決めました。気付けば10年以上もドライバーとして働いており、自分でも「こんなに長続きしているなんて!」と驚きました。ここまで頑張ってこれたのは、職場環境の良さや大切な仲間との出会いがあったからだと実感しています。
ドライバーというと男性の多い職業で、少し怖いイメージがあったのですが、実際のところは性別・年齢を問わず和気あいあいとした雰囲気でとても居心地が良かったです。ドライバー同士がサポートし合いながら働いており、チームで仕事ができる点も気に入っています。やりたいことに挑戦できる環境で、毎日やりがいを持って働けます。
配送ドライバーは今後、さらなる発展が見込めるジャンルであり、ニーズも高まっていきそうです。ただ、市場が大きくなればそれだけ多くの人が介在することとなり、質の低い仕事をしている人は淘汰されることもあるでしょう。
配送ドライバーとして働くことを決めたのであれば、しっかりと覚悟を持って、取引先、顧客の両方に対して誠意ある仕事を徹底していくことが重要。そのために、ここで書かれていることを参考にし、働く上で役立てていただければ幸いです。
取材協力
NTSグループ・株式会社キョウエイ
「家族主義」をモットーとしており、ドライバーひとり一人の悩みや希望に対応するという方針を実践。例えば他業種からの転職者には、安全運転指導員によるトラックの同乗指導からはじまり、荷物の積み降ろしかなどの研修をしっかりと行います。
また、「希望休」「希望時間」制度があり、勤務時間のシフト調整に柔軟に対応。例えばお子さんの学校行事がある、育児や介護などの都合があるといった場合にも、可能な限り希望に沿うよう調整。配車担当からドライバーに至るまで、一丸となってフォローを行います。